あの震災から、15年目の春を迎えました。被災家族を持つ1人としても。�いまも帰らない家族を待ち続けている方々がいらっしゃいます。�その悲しみを忘れず、私たちは教訓を胸に、前を向いて生きていかなければなりません。

 2011年3月11日。�東日本大震災は、かけがえのない多くの命と、当たり前の日常を奪いました。�今もなお、心の中に深い傷を抱えながら生きておられる方々がたくさんいらっしゃいます。

 その東北の地に、昨年また大きな試練が訪れました。�2025年2月26日、岩手県大船渡市で発生した山林火災は、戦後最大規模ともいわれ、4月7日まで長く続きました。�震災を乗り越えてきた地域の皆さまが、再び災害という苦しみに向き合うこととなりました。

 それでも地域の人々は、互いに支え合いながら、懸命に日々を守り続けておられます。�その姿に、深い敬意と感謝の思いを抱かずにはいられません。

 本日、東日本大震災で亡くなられた方々、�そして大船渡の災害で尊い命を失われた方々に、�心からの哀悼の意を捧げます。

 悲しみを忘れないこと。�互いを思いやり、助け合うこと。

 それこそが、亡くなられた方々の命を未来へつなぐ道だと信じています。�静かな祈りとともに、すべての被災された皆さまに心からの敬意を表します。

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