昨日から令和5年度の渋谷区議会区民環境委員会で今治市を訪しております。

 当委員会では、今回はサイクルシティ推進計画のこの10年間の進捗を視察させて頂き、サンライズ糸山にてご説明を受けました。

 四国の今治市から広島県尾道市まで、瀬戸海内を結ぶ「しまばり街道」の端がサイクリングレーンになっており、高速道路の端を走ることが出来ます。全行程では70KMにもなるそうで、風景の素晴らしさでも、アメリカでは世界7代サイクリングコースと呼ばれる程です。

サンライズ糸山は、駐車場や宿泊施設、大浴場なども完備された施設であり、また自転車、eバイクなどのレンタルなども行っており、自転車をお持ちでない方であっても、ここで自転車を気軽に借りて「しまばら街道」を楽しむことが出来ます。

また、レンタル自転車の乗り捨てや回収、施設の維持、通行料金を無償化にするために、国や県などからの補助金、交付金をうまく活用しているそうです。

 その結果として、インバウンドとしての海外からの利用客は、コロナ前で15万人台、コロナ明けの現在は12万人台まで回復しており、今治市の代表する観光産業になっており、経済効果は年間8億3000万円もあるとのことです。

市では更なる欧米、豪からのサイクリングツーリズム拡大のために、9月からは各施設や手続きのキッシュレス化などにも力を入れているそうです。

 現在、都内で慢性化する自動車の渋滞や駐車場は不足などの問題もあり、渋谷区でも令和7年度までに、自転車社会を更に充実させる為に、国や東京都との自転車専用道(レーン)の拡充による、渋谷区内での自転車ネットワーク確立を目指しております。

 また、全て区内の学校や幼稚園での自転車利用者への自転車教育の徹底や、全て区内の自転車利用者への安全対策の徹底を推進しております。

 今回の視察の成果を区民の皆様のために活かして、区内自転車交通政策や、来街者へのサイクリングツーリズムなどを使った観光事業などに参考にしたいと思います。

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