大村市・佐世保市の視察のご報告

 先週1泊2日で行われました、渋谷区議会文教委員会での大村市・佐世保市の視察においてのご報告の続きです。(少し細いのです、佐世保市の職員の方々には非常に丁寧に教えて頂きました)

〇佐世保市ならではの英語授業

佐世保市では、佐世保市教育委員会から基地の街という立地を活かした
「英語シャワー授業」についてご説明を受けました。
市長の掲げる市民政策の中で、英語が話せる街佐世保を目指しており、
国際理解充実事業として、教育委員会社会教育課を英語シャワー事業を主催しております。

 主体としては官民協同で市民と外国の方との双方向のメリットを活かした文化交流「Sasebo Expo」などを開催して、米軍基地のご家族の方々と佐世保市民の交流の中で、地元の高校生が通訳したり、基地内のアメリカンスクールの生徒によるゲーム開催され、そこに子ども達が参加して相互的に市民は英語触れ、基地の方々は日本語が学べる機会を作っているそうです。

 平成30年2月 から開催し、300〜400人参加されているそうです。また、今まで合計6回開催し同様の人数が参加されているそうです。

 さらに地区別に「小佐井交流運動会」では市内高校生が参加も参加して合同運動会をしたり、「Sasenbo グローバルキッズ.チャレンジ」授業、「English出前プログラム」外国人講師による料理教室なども開催され高齢者の方々も参加しております。

 これら事業の年間予算は866万4000円で、内訳としてフルタイム職員費用が半分と350万円が委託がかかっているそうです。

 一方で、佐世保基地の米国軍兵士は7500名、そのご家族の200名 エレメンタリースクールと市内の小学校6年生が基地内でも交流授業を行っているそうです。

〇佐世保市の図書館事業について

佐世保市は渋谷区とほぼ同数の市民
237,771人ですが、市の大きさは離島なども含むと426.06km2と高域であります。
 そこで、コミュニティセンターでの市民によるなど、(移動図書館)まゆうごうによる、80ケ所 へ2週間1回と、1月に1回の場所があるそうです。

 そのうち図書館は直営の4ケ所のコミュニティセンターの図書スペースがあります。
 中央公園などと、お連携したイベントなどの「屋外で読書」なども行っているそうです。

〇図書館でも英語による交流事業

 また、今回視察させて頂た佐世保市立図書館はコロナ渦により昨年度40%来館者減少したそうですが、8500タイトル電子図書館を導入して、来館なしでの利用頻度を上げているそうです。

 また、米海軍佐世保基地E.Jキングスクールとの「英語de友活」事業なども行なっているそうです。

〇屋内型子ども遊び場事業

最後に、佐世保市の子ども未来部 子ども政策課による、子ども達の屋内遊び事業メリッタKid’sを視察させて頂きました。

 佐世保市の、中央公園に屋内遊び場をパークPFI を使って建設したそうです。
 建設後は、佐世保市が建物を買い取って行なっているそうです。
 内部は民間の株メリーランドが経営しているそうです。

 また、予約、入場清算はアプリとタッチ式のゲート(PASMOと同様)で、コロナ禍への入場数混雑を避け、現金に触れないなど最新の配慮がされておりました。
 内部の木製玩具は玩具先進国のドイツから輸入したもの。
 また、広々した内部では幼児までならば走れるほどの空間。
 クライミングウォールやトランポリンを使った親子連れ向けバスケットなど、元気な子ども達が身体能力フルに使える運動機能も配備してました。

 渋谷区でのパークPFIはあり得ないですが、屋内型の子ども達の屋内広場を作るのは異常気象の中であり得る選択だと思いました。

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